けやきのき

あれもこれ楽しみたい、理系大学院生の個人的で気ままな覚え書き。

宿題が返ってきました。 

師匠から。

ほぼ原型は留めず。
えーと私が書いた痕跡は無くもなく。

師匠は実は帰国子女だったり、
留学経験もあったりと、英語のスキルを上げる機会は色々あった人ですが、
でも、彼の書く英文は、なんというか性格的なものがしっかり出ている気がします。

読んでて、師匠の英語プレゼンが耳によみがえってきました。
科学英語は、定石があるとは言っても、それでも個性はあるように思います。


先日参加したキャリアセミナーでも英語に関する質問はありましたが、
やっぱり、経験を積みつつやっていくしかない、とのこと。
うーん、がんばろうっと。


[ 2009/07/01 22:51 ] 研究・大学院 | TB(0) | CM(0)

若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる?【追記】 

おなじみDiscoverさんの、
こちらのモニターに当選していました。

森川先生の政治リテラシー講座『若者は、選挙に行かないせいで4000万円も損してる!?』
読者モニター大募集!



懸賞やモニターはほとんど応募したことなく、当たったこともなかったのでびっくり。
まだ世に出回っていない本を読める機会などそうそうありませんので、なんだか嬉しいものです。
本をお送りいただいてありがとうございました!

うっかりしていたら今日〆切でしたので、
慌てて読み終えて書いています。

アマゾンはこちら。
若者は、選挙に行かないせいで、四〇〇〇万円も損してる!? (ディスカヴァー携書) (新書)
森川 友義 (著)


副題は、
「35歳くらいまでの政治リテラシー養成講座」

メッセージは至ってシンプル。

若者よ、投票に行こう!

その為に現在若者は政治によっていかに損をしているか、
それこそ4000万円というインパクトのある数値と共にまずは解説してくださいます。
私はここであげられている、1980年前後生まれのもっとも損をしている世代なので、
読みながらちょっとため息。

続いて、政治の仕組みを
「有権者」「国会議員」「特別利益団体」「官僚」
という、4つの軸からわかりやすく解説しています。

その上で、終章
「政治を変えるのは、あなた!」
というメッセージ。
私は終章が一番好きでした。


さてさて。
この本は、とてもわかりやすくて読みやすい。
メッセージも至ってシンプルで鮮明。

それで十分なのかもしれませんが、
だからこそ、私は"もったいない"と結構思ってしまったので、その点を少し。
本を送っていただいてちょっと書きづらくもあるのですが、でも、
表面だけ誉めてもしょうがありませんので。


1.シンプルで歯切れが良いことが、かえって不安に

これはもう、趣味の問題かもしれませんが…
そしておそらく、著者も編集者も"あえて"やっているのだと思うのですが、
ちょっとシンプルすぎるのです。

例えばですが、著者の森川先生は"進化政治学"という分野がご専門で、
「人間は利己的な生き物である」という前提に沿って政治の仕組みを説いていきます。

でもここでいう「利己的」とは何を指すのか?
「利己的な行動」とは何なのか?
利己的だと思われる行動は本当は果たして本当に利己的なのか?それは何で判断されるのか?
などなど、私は別に適応進化が専門ではないのですが、
ここで言われていることが、どのように定義されて、どういったデータをもとに議論されているのか、
というのがどうしても足りないのです。

また、「有権者」「政治家」「特別利益団体」「官僚」それぞれは、
実は互いに重なり合っているものでもあって、
そういうところはどのように議論されるべきものなのか、などなど。

いえ、これはそういう本ではないのであるとはわかっているのですが…

かつ(たぶんこれもあえて)、文章表現そのものが、
少々乱暴で刺激的。

ただ、このように"あえて"細かい話を避けて、
シンプルにメッセージを届けようとすることで、どうしても、
どこまで信じて良いのか?というのを私は感じてしまいました。

私は政治学にはとんと無知なのですが、ここで述べられていることが、
この分野ではすでに確立され、ある意味常識となっているレベルのことを
噛み砕いて説明してくださっているのか、
それとも著者本人の主義主張が色濃く出ているのもなのか、というのも判断しかねてしまいます。

ただ、あくまでターゲットが"選挙に行かない若者"であり、
そのターゲットを投票に向かわせるという行動を起こさせることが本書の目的であるのならば、
この本の戦略はきっと正しいのではないかと思います。

だからこそ、よりもったいないと思った点。


2.この本は、本当にターゲットに届くのか?

私はDiscoverさんのファンですが、
Discoverファンというのは、結構投票率が高いのではないか、
と個人的には思っています。

また、今回の本のタイトルなどから手に取る読者は、
実はすでに選挙に行って、投票している層なのでは?と。

私自身、ここで言われている政治リテラシーがとっても低いことは重々自覚しているのですが、
それでも選挙には行きます。毎回投票します。
でも、モニターにして頂くのではなかったとして、自分でこの本を買ったかは自信がありません。
普段選挙に行かない、より関心が低い層でしたら尚更でしょう。


そして私自身、自分自身が含まれる若い世代にはぜひぜひ投票に行って欲しいと思っています。
そして、そのためには、実はこういう本は、もっと若い世代、
高校生とか、できれば義務教育の中学生くらいでも読んで良いのでは?と感じました。

1.のもったいなさが結構気になってしまったので、この本だけでというよりは、
かちっとした教科書とか、また違う個性、主張の学者の本などと合わせた形ででも、
中高生くらいが読んでいたりすると心強い。

選挙に行って、投票するという民主主義のごく基本的なところは、
やっぱり早いうちにきちんと教育するべきことなのではと思っています。


で、中高生向けであるのならば、タイトルはやっぱり違うだろうし、
全体的にももうちょっとマイルドにしたほうが良さそうかなと、個人的には思いました。

現実的なところとしては、まずは自主的にこの本を手に取った人が、
身の回りの選挙に行っていない若者に勧める、という辺りが良いのでしょうか。



もったいないと思ったところはこの辺で。
私が好きだった終章について。

この章はこれまでの章とはちょっと趣が違って、
著者が読者に訴えたいことが落ち着いた力強い調子で綴られています。

印象に残った主張としては、
もっと政治家の力を強くして、国民に選ばれた専門知識のある人々が、
より長期的な視野を持って、断固として国を動かしていく体制を作っていくべきであること。

マクロ的見地から日本政治を考えること。
・財政赤字問題
・経済成長モデルの再構築
・教育問題

データが!とか言っておきながら主観的でなんですが、
この3つは私も大変気になっている問題なので、継続的に考えていきたいです。

そしてなにより、投票に行くこと。
このメッセージはやっぱり絶対です。



最後蛇足ですが、上であれこれ言ってしまいましたが、
途中コラム的に挿入されている、最近の研究の話、進化政治学の話は、
個人的に興味をそそられるものでした。

森川先生のご著書はこれまで拝読したことがなかったのですが、
別の本とか、それこそ論文であるとかを読んでみたいと思いました。


【追記】
そうそう、さっき書き忘れましたが、
この本を読みながら、投票のハードルがもっと下がる仕組みを作れないものかなぁ、
と考えていました。

web投票なんて、近いうちに実現されたりするのでしょうか!?



[ 2009/07/01 22:22 ] 本の感想 | TB(0) | CM(2)

キャリアガイダンスと夜更かしの日。 

キャリアガイダンス〜女性研究者を目指して!〜

に行ってきました。
基調講演の先生方はびっくりするくらいお話が上手で表情や笑顔も大変魅力的。
パネリストの方々は分野も多様で個性豊かです。


色々面白いことや有意義なことはあったのですが、
個人的にものすごく共感して笑ってしまったところをひとつ。

「子育て中は脳の回転が低下する!」

仰った先生は、体力消耗や睡眠不足などで…と仰っていましたが、
これは妊娠中や授乳中はホルモンの影響もあるでしょう。
この時期、普段より頭が冴えてバリバリ仕事ができる、
と言う方がいらっしゃいましたらぜひぜひ秘訣を伺いたいです。

それでも取捨選択や効率アップ、
周囲との調整など、総合的に能力を発揮して乗り越えてこられたお話は頼もしいものでした。


まぁ、私はここ6年くらいずーっとこの状況なので、
なかなかそんなこと言っていられませんが。
むしろ子供たちの手が離れたらもっと…と言いたいところなのですが、
あんまりそう言える自信もありません(苦笑)。


今日は夫が子供たちを迎えに行くので、
体力の続くまで外で仕事してくるように!と言い渡されていたのですが、
ノートパソコンの電源が切れてしまったので、25時半くらいに帰宅しました。

その後ちょっとびっくりなことがあって、こんな時間。。
もう一頑張りできるかしら…


[ 2009/06/28 03:31 ] 研究と子育て | TB(0) | CM(0)

…大変速やかに返ってきました。 

今日中に…と言われていたモノを今朝師匠に提出しました。

私の算段では、今日の午後は少し時間が取れそうなので、
別の作業を予定していました。


ところが。

一時間後には戻ってきました。
うーん、彼の仕事の速さを甘く見ていました。
#いえ、実はちょっと予想していないでもなかったのですが。

コメントと指示があり、
「巻いていこうか」
とのお達しがあったら、もう後回しにはできません。

再びせっせとパソコンに向かいます。
なんとか帰りの時間までには一区切りつけたかったのですが、
到達できず。


いえ、最近切実に、私の基本性能というか、
様々な作業のスピードを上げないことには諸々のことが処理できないと実感中。

勝間さん風に言うと、もっとせっせと自分に投資してスキルアップすべしと言うところでしょうか。



[ 2009/06/26 22:55 ] 研究・大学院 | TB(0) | CM(0)

長女と次女がお腹にいた頃。 

幼なじみの友人が、2年前の第一子の出産の際、
色々とトラブルがあって大変でした。

それでも本人はあまり事の重大性をわかっていない様子だったのですが、
むしろ私が色々調べて、ずっと冷や冷やしてしまっていました。

最近またちょっと彼女のことを考えていたのですが、
私自身、娘たちがお腹にいた頃、
何もトラブルが無かったわけではないので、
なんとなく、記録代わりに書きとめておこうかな、と思いました。


私は基本的に産後はそこまでつらくないのですが、妊娠中は楽じゃないです。
マイナートラブルは山ほどありましたが代表的なもの。


・つわり&食欲不振
これは妊娠中ほぼ全期間を通じて。
食欲がわいてたくさん食べられる、という方をうらやましく思ったものです。
体重を増やし過ぎないように、と言われている妊婦さんの横で、
ちゃんと増やしてくださいと言われて困ったものです。


・切迫早産
…というほどのものかは微妙ですが。
長女の時は、2度ほど自宅安静を命じられました。
2度目はベッドが空いていれば入院となるところだったのが、
ちょうどいっぱいだったので一度帰されて、翌週また病院に行ったら、
なんとか状態が回復していたので入院は免れました。
でも、本当、トイレ以外はまったく動けず、おとなしーくしてました。つらかった…

次女の時は、切迫、というほどではなかったのですが、
2人目だし、長女が予定日よりそこそこ早く生まれていることと、
子宮口の状態からも、場合によっては長女よりも早く生まれる可能性がある、と。
#結局そうはならなかったのですが。

ただ、次に述べる問題から、
早く生まれるのはなんとしても避けたい
→やはり安静に…この頃はまだまだ抱っこの長女がいたのでより辛かったのですが、
彼女は本当によく我慢してくれました。


・胎児が小さい
長女の時も心配されて後期、通常より多く検診に行って、
検査も色々受けたのですが、具体的な不具合は無く、出産後も原因はわからず。
結局やや小さめに産まれましたが、小さめ、という以外は特に問題ありませんでした。

次女の時は結構問題になりました。
後期の検診で、4週くらい続けて明らかに小さく、推定体重の増えも悪い。
確か下限をぎりぎり下回っていてしまったのだと思います。
ただ、推定体重なので、誤差を考慮すると標準範囲内かもしれないが、
逆にもっと小さいと非常に良くない、と。子宮内胎児発育不全を疑われていました。
この頃は毎週ノンストレステストを受けていました(通常後期に1回)。
すると、お腹の中で本人はぴんぴんしているのですが、でもやっぱり小さい。

この時ももう少しで入院するところだったのですが、
最終的に見送られました。

胎盤機能の不全とか、子宮筋腫などで胎児の発育不全が起こることはあるそうですが、
私は結局なんにも問題はありませんでした。
検査や、産後の胎盤の所見など、全て非常に良好で、単に胎児が小さいだけでしたが、
小さいということが実際問題なので(出産に耐えられなかったり、後遺症が残る可能性がある)、
大変心配しました。
私の体重の増えも悪かったので、食べて寝ているようにと言われて、
寝ているだけなので食欲も沸かないし、でも食べなければ…というこれもつらい状況。

でも38週過ぎたくらいで、急に推定体重が増えて、
産まれてきても大丈夫でしょう、となりました。
結局予定日2日前に、やや小さめくらいで産まれました。



なんというか、早産傾向があることも、
胎児が小さいことも、過ぎてみれば病的というほどのものではなく、
体質や個人差の範囲内、というレベルでした。

胎児が小さくて、子宮頚管や子宮口が柔らかいため、
たぶんお産は比較的楽なほうだったのだと思いますが、
そこにたどりつくまでが大変でした。


何事もなくとも、妊娠は母体に大変なストレスですが、
こうした心配事があって、さらに体のこと以外に、
周りとの関係などにも色々と気を遣うので、なんというか、鍛えられますよね…


ちなみに、私はなんの問題もない、ものすごーく元気な妊婦だと思われていました。
確かに、前述の友人と比較すると、何の問題もありませんでした。
でも時に、元気そうで良いわね、とうらやましがられたりすると、複雑なものです。

妊娠出産は人それぞれ。一度目と二度目で経過が大幅に違うこともあります。
かつわざわざ表に出さない不安や心配、マイナートラブルなどはいくらでもあるものです。


とりあえず、無事終わった出産で、
子供たちもその後すくすく育っているので、
当時の心配事を、今のうちだと思って(?)書いてみました。


[ 2009/06/25 23:14 ] 妊娠・出産 | TB(0) | CM(0)